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北海道美唄市出身。
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2024/04/24 (Wed)
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不漁でわかるいわしの価値
~不漁でわかるいわしの価値~
何と言っても現日本人の原点はいわしです!
何せ1960年前後にはいわし類全体で450万トンもの漁獲量があって、
2番目に多かったスケソウダラの100万トンをぶっちぎりに上回っていました。
最近ではめっきり獲れなくなったといわれますが、それでも50万トン程度の
漁獲があるので、今でも主要漁獲品の一つです。
さんまがいくら大獲れといっても30 万トン程度です。
☆従って、現在生きている日本人が最も利用してきた魚と言えます。
その栄養価の高さは良く語られるところです。
良質のタンパク源であることはもちろん、カルシウム、鉄分、ビタミンB2が
非常にたくさん含まれており、DHA(ドコサヘキサエン酸)、
EPA(エキサペンタエン酸)もトップクラス。
特に心臓病予防効果のあるEPAは他の青魚(さば、さんま、あじなど)
と比べても群を抜いています。
また、いわしはあらゆる調理に向いています。
いわし料理屋は数あれど、さんま料理屋や、さば料理屋がないのは、
料理の多様性の違いによるものです。
これほど貴重な魚のいわしも骨が多いことから、嫌われる傾向にあります。
そんなことでどうする! 色々な料理で食べつくして、楽しんで健康に
なりましょう!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本での漁獲の激減と同時に外国からの輸入が急増しています。国はアメリカ、
メキシコを筆頭に、フランスなどからも多く入っています。
あの、おフランスまで行く人はブランド品を買い行く人ばかりではないのです。
魚臭い人が、少なからず含まれているはずです(!?)
輸入いわしの大半は、マグロ漁用のエサとして使われますが、他に
いわし明太などの加工品に使われたりします。
ヨーロッパでは昔からカタクチイワシ(アンチョビー)を酢漬けにして食べて
いました。ピザにのっかっていたり、洋食の前菜として出たりしますね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ちなみに日本で一般に食用にされているのはマイワシ(サーディーン)で、
干物にされるのがウルメイワシ、煮干ではカタクチイワシが使われます。
僕イチオシのいわし料理店は、ホームページで紹介しています。
いわし料理のホンモノを知りたい方はぜひぜひ行ってみて下さい。
ここです↓↓↓
<
http://www016.upp.so-net.ne.jp/sakana35/ichioshi/index.html
>
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2005/03/22 (Tue)
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魚の目からウロコ雑学
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