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2024/04/27 (Sat) |

 ~ 貝の王様・カキ ~

~ 貝の王様・カキ ~


秋も深まり、あらゆる魚がおいしくなる季節になってきましたね。
でもおいしくなるのは魚だけではありません!

貝類では、カキです。

カキ鍋なんぞ、冬にはこたえられませんね~~~!
あのホクホク、プリプリ感!
鍋で主役を張れる実力者です!

魚を使った鍋商材はたくさんありますが、貝類では間違いなく、
カキがベストマッチ。


そのカキも生食では、別次元の食べ物。
生のカキを貝殻ごと口元に持ってきて、はしで身を滑らせて、口の中に
放り込む!!!
豊かに育まれた贅沢な味と、飲み込むときのさわやかなのどこし!
タマリマセ~ン!

一癖も二癖もあるカキに、爽やかなボン酢醤油とレモン汁が、
見事な調和です!
完璧!
何も引かない、何もたさない。。(どこかで聞いたような・・・)

でも、実は僕が一番好きなのは、カキフライなのです!!!
ころもの香ばしいパリパリ感の後に襲う、柔らかくジューシーなしぶきが
たまりません!

ソースでもタルタルでもなんでもオッケー。
実力者は脇役を選びません!

生食だと、どうしても当たりはずれがありますが、フライには
それがあまりないのが、またうれしい。。

食中毒の心配もなく、至極安心!!!


カキの味の濃厚さは、いかにも栄養のかたまりという感じですよね!
それもそのはずで、カキの栄養価は極めて高く、「海のミルク」と言われています。
でも本物のミルク以上なのです。

肝臓の働きを活発にするグリコーゲンが豊富で、タウリンやビタミンB2、亜鉛、
鉄も多く含んでいます。
まさに味も栄養価も、他の貝類とは一線を画しています。

ただ、カキは良い面ばかりではなく、危険な面もあります。
つまり鮮度の良し悪しとは関係なしに、生活環境によって毒を持つことが
あります。
これは麻痺性の毒で、最悪の場合は、死にいたることさえある恐いものです。

「毒にも薬にもならない奴」という言葉がありますが、カキは、まさに
「毒にも薬にもなる」存在感満点の食べ物です。


ところで、カキの身の約93%は内臓です。
ちなみにハマグリが66%、ホタテは46%ぐらいとのこと。

僕たちは、身というより内臓を食べているからこそ、最高の旨みと
栄養を堪能できるのです。
ついでにいうと、だからこそ繁殖する細菌の危険も高いわけです(笑)


養殖は世界中で行われており、世界の生産量は420万トン。
中でも圧倒的生産量を誇るのは、日本ではなく、中国です。
なんと中国は350万トンに対し、日本はその十分の一以下の20万トン。

カキの種類は約200種類ありますが、食用とされるのはマガキです。


また、カキは欧米人にとっては、昔から生食で食べている唯一の水産物です。
そして、最も広く世界中で食べられている水産物といえるでしょう。

世界が認めるカキの旨さ、そして栄養価。

カキはまさに貝類の王様です!!!

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2005/11/26 (Sat) | Trackback() | Comment(0) | 食品の迷信
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