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2024/03/29 (Fri) |

~ さんまはクラス一番の優等生 ~

~ さんまはクラス一番の優等生 ~

さんまは今年も豊漁ですよ!!!

しかも記録的に早い来遊で、北海道沖では7月にすでに獲れていました。

あまり獲れすぎているため、9月に入って、一時期禁漁になってしまいました。
このまま魚価が下がりすぎると、船のオイル代すら出ないということに
なりかねないというわけです。

事実2年前の豊漁の時も、漁師は獲れば獲るほど赤字というほどでした。


漁師にとって、獲れないのも困るけど、獲れすぎるのも困るということで、
なかなかうまくいかないものです(笑)

今年のさんまの特徴は大きくて、脂がのっています!
つまり最高のさんまが食せるのです!!!
ヤッター!!!\(~o~)/



ところでこの魚、知れば知るほど、本当にえらい魚なんです!

なんといっても、秋の味覚の代表です。
やっぱり一番は塩焼き!

大ぶりのさんまをジュジュッと塩焼きにして、大根おろしにして食べるのが最高
ですよね!!!

ただ、塩をふって焼くだけで、これだけおいしいものを食べられる
というのは、改めて自然の恵みの素晴らしさを感じます!

『手がかかりません。でも役割はきっちりこなします。』

また、漁獲の好調と同時に、大型で脂ののったものが、たくさん獲れるようになり、
生食もおいしくなりました。
以前は、産地にある料理屋ぐらいしか、生では出さなかったのですが、今では
どこで見かけても珍しくありません。

「〆サンマ」は2年前にブレイクしました。
それまでは、店頭に並べてもさっぱり売れなかったそうです。
今ではほとんどのスーパーで、〆サバの横に置かれています。

さんまの漁というのは、棒受け漁という、独特の漁法を使います。
これはさんまが夜、光に集まる性質を利用した方法です。

まず魚群探知機で、さんまの魚群を発見したら、近づいていって船の片側に
光を当てます。
さんまが一斉に近づいたら、今度は網の張ってある逆側に光を当てます。
魚群が網の中に移動したところを見計らって、今度は赤い光を当てます。

その光に驚いたさんまが水面に上がってきたところを、フィッシュポンプで
吸い取ります。

『期待通りに動いてくれます!』
『まじめに集団行動を行ないます!』

まじめすぎるかもしれませんが(笑)

また、魚群が同じような大きさの魚で行動しています。
漁獲したサイズにあまりばらつきがないので、漁師さんサイズ分けする手間も
要らなく助かります。

それに、他の青魚(アジ、サバ、イワシ)と比べて、小骨が柔らかく、
食べやすいのも特徴です。

『気骨はあまりありませんが、人に優しいのです。』

栄養価は非常に高い魚です。
良質のタンパク質をはじめとして、ビタミンB群、DHA, EPAが豊富。
特に、頭の働きに効果があるDHA は青魚の中でも一番多く含まれています。

栄養価の点においてもそつがないんです。

『役に立ちます!』


☆結論;さんまは“お魚組”で一番まじめな優等生です!!!☆
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2005/09/17 (Sat) | Trackback() | Comment(0) | 食品の迷信
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