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北海道美唄市出身。
食品アドバイザー、SEOコンサルタント
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2024/04/20 (Sat)
|
~ 「妊婦に危険な魚」あれこれ2 ~
~「妊婦に危険な魚」あれこれ2 ~
先週は、厚生労働省が特定の魚に対し、妊婦が食べ過ぎないように注意を
促す発表をした件に関してお伝えしました。
読んでないよ!という人 ↓
http://blog.mag2.com/m/log/0000149975
前回の文章の結論も、今回の内容の結論も、同じく
“厚生労働省はすぐに解体して、スリム化して出直せ!”
ということです(笑)
「その通りだ!」という人は、以下の文章を読む必要なしです(笑)
「なぜだ?」或いは「なんでやねん?」と思う人はぜひ読んで下さい!
日本は言わずとしれた魚食の国民です。
以前と比べれば、蓄肉類の比率が高まっていますが、それでも世界的に
見れば、未だに水産物を多く摂取しています。
ちなみに世界の国民1人当たりの年間水産物消費量(kg/年)は、世界平均が
15.8. アメリカが21.2 西欧諸国の平均が29.9 なのに対し日本は65.2です。
先進国ではナンバー1。
だから、魚食に関して、積み重ねてきたデータや経験則は、他国に比較になりません!
つまり、魚の摂取と人体への影響に関しては日本こそが、世界のリーダーシップを
とるべきなのです!!!
にもかかわらず、欧米が出した基準や、他国が調べたあいまいな実験データ
を基に、欧米基準に追随するというのは言語道断です!
まぐろは、食物連鎖の上位なので高いレベルの水銀を含有します。
まぐろ漁船は一度航海に出たら、6ヶ月間ぐらいは海の上です。
その間、漁師は、一般人と比較にならないぐらいのまぐろを食べています。
それで漁師に何か悪影響があったのでしょうか?
まぐろより、さらに高い数値を示すクジラは、昔よく食べていました。
港町や、捕鯨基地に住んでいる人たちは、クジラを毎日のように食べていた
人も少なくないはずです。
妊婦も例外ではありません。
それで、胎児に悪影響が出たというデータや経験談があるんですか???
それどころか、水産物をたくさん食べてきた人は、長生きで元気でしょうが!
フェロー諸島の人たちは、水産資源を日本人の2倍摂取する上、最も水銀値の
高いクジラを日常食べる習慣があります。
ですから、フェロー諸島の人たちは、日本人の数倍の水銀を摂取していることになります。
それでも、フェロー諸島の人たちに、知能障害や運動障害などが起こるわけではありません。
そして、調査した15項目中12項目でごくわずかに差が出たという結果を基に、日本人の
摂取する基準を定める意味があるんですか???
欧米人は、近年水産物の消費が増えてきているため、そのことが人体に与える影響が
はかりかねるため、厳しい基準を設けているだけです。
日本人がそれに追随するなどというのはマトモではありません!!
人間、会すれば、何かを決めたくなります。
何か形にしたくなります。
厚生労働省の高給取りのお役人が、こんな意味のないものに1年も費やすなんて、
税金ドロボー同然!
輸入血液製剤によるエイズ感染や、アスベスト問題では、当たり前のことを
やっていさえすれば、数百人の命を落とさずに済んだはずです。
その汚点を、食品の安全対策で、取り返そうとしてるとしか思えません。
しかし、水産物、野菜、蓄肉など通常の食品を厳しく取り締まることによって、
救える命は一つもありません。
犠牲者がいないわけですから!
食品の値段が高くなるだけです!!!
アメリカ産牛肉の輸入禁止なども同じ構図です。
狂牛病にかかった牛であっても、通常の肉を食べても問題ないというのは
ほぼ常識です。
国産牛肉の値段は3週連続上がって、史上最高値になりました。
政府は、癒着している蓄肉業界団体から、表彰されるのではないでしょうか(笑)
「~~~の危険がある可能性を否定できない」というくくりで、食べられなく
なるのであれば、食べられるものがなくなりますヨ!!!
必要不可欠なことをやらずに、やってはいけないことをやっている厚生労働省。
だれかすぐに解体して下さい!!!
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2005/09/10 (Sat)
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