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2017/12/13 (Wed) |

~ 「比内鶏」元社長の逮捕 ~

「比内鶏」の元社長が詐欺と不正競争防止法違反容疑で逮捕されましたね。
世論の激しい非難に配慮されたものと思います。

僕の著書「食品の迷信」でもしっかり批判いたしました(笑)

取り分け、「ミートホープ」の元社長が実刑4年という、今までの例から考えると
非常に思い判決が確定したことも大きく影響しているように思います。

そうでなくては事件が発覚して半年以上も経ったこの時期になぜ?
ということになります。


食品の偽装に関しては、ほとんどの場合、JAS法違反にしかならず、単なる
「注意」のみで終わる場合がほとんどでした。

過去の水産物でのJAS法違反はほぼすべてがこれだけで終わっています。


これに対し、牛肉、米、そうめんなどでは昨年から、逮捕者が出るようになりました。

牛肉・・・オーストラリア産を国産
米・・・クズ米をブランド米
そうめん・・・中国産を“三輪そうめん”


JAS法違反のみの場合と、詐欺と不正競争防止法違反の場合では、その罰に雲泥の差が出ます。
しかし、それぞれの事案を見ると、悪質性には全くと言っていいほど相関関係がありま
せん。むしろ、水産物関連のほうが、騙した金額規模、悪質性とも上回っているケースも少なくありません。


僕の予想では、逮捕するかどうかの基準は、他の“国産”業者がいかに政治的な力を
持っているかだと思います。
水産物は品目が非常に多いため、偽装があっても国産水産物業者全体の力にはなりにくいといえます。
それに比べ、国産牛肉やお米農家は批難のパワーを結集することができます。


ただ、“被害者”の政治力によって、罰が変わるのはどうみても健全なことではなく、
純粋に事案の重大性、悪質性で裁かれるべきものと思います。


そういう意味では、ミートホープ、比内鶏とも厳罰化の大きな流れができたことで、
以前と比べると偽装への抑止力が働いてくるように思います。

今回逮捕されたのは「比内鶏」の元社長だけではなく、他の役員5名にも行われました。
社長以外の人間まで逮捕されるのは、かわいそうに感じるのは僕だけでしょうか。

田舎のワンマン社長にたてつくことは、辞めることを意味します。
そのためには正義感があるだけではダメでしょう。
辞めた後に、自分の生活を支えられる自信がないと、なかなかできるものではない
と思います。

いずれにしても、このような厳罰化の流れに対し、食品業界に携わる人たちも偽装の
重大性を再認識する必要があるということでしょう

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2008/05/04 (Sun) | Trackback(0) | Comment(0) | 食品の迷信
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