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2024/04/26 (Fri) |

~ 世界の国々のお魚消費 ~

~ 世界の国々のお魚消費 ~

日本人の食事が欧米化し、肉類を好むようになって久しいですが、
それでも、やはり今でも日本は世界有数の魚食民族であることには
変わりありません。

今回は、日本と世界の1人当たりの水産物消費についてのお話です!


日本人の水産物消費は、過去10年で、おおよそ金額ベースで2割、重量ベース
で1割減少しています。
一番の原因は、若年層が魚を食べなくなって、豚や鶏、牛などの肉を食べる
ようになったことでしょう。

ハンバーガー、牛丼チェーン店の繁盛ぶりと客層を見ればその傾向は明らか
ですね!
最近ではさらに羊のジンギスカンブームらしいですが・・・

日本人の1年間の1人当たりの水産物消費量は、約65kg。
それでも、まだまだ先進国の中ではナンバー1です。

ただし、世界は広い!決して世界一ではありません!
実は世界ダントツナンバー1なのが、モルジブです。
ダイビングリゾートで有名な、インド洋の島です。
なんと約200kg!

日本人の3倍以上食べています!!!
米の替わりに魚を食べてるんでしょうか???


そしてそこそこ大きな国で、日本人以上なのが、アイスランド(約90kg)
北太平洋の北極圏にある孤島という、特殊な気候・風土によるものでしょう。
気候が厳しいだけに、昔から日本以上に、タンパク源を水産物に頼って
いたことでしょう。

先進国に近い(?)国の中ではポルトガルが、約60kgとがんばっています!
ポルトガルは、大西洋と地中海で獲れる魚ばかりでなく、昔から遠洋漁船に
より、世界中の海から魚を獲っていました。

料理も本当においしいです!


ただ、これらの国は非常に例外的に消費の多い国。
なにせ、アメリカで16kg、
西ヨーロッパ全体の平均では24kg,東ヨーロッパではなんと6kg.

アメリカはここ30年で水産物の消費は約1.5倍に増えていますが、
それでも、この程度です!
ま~だま~だじゃ~~!(何がでしょう?)


では、さらに消費の少ない国をみてみたらどうでしょう。

ありました、ありました、可哀相な国が!
モンゴルとアフガニスタン、タジキスタン、西サハラが0~0.1kg!!!
全く食べてませ~ん・・・・!


朝青龍が強いのは、なぜだ???
格闘技に魚は要らないのかあ???


いくら格闘技が強くても、こういう国に生まれなくてよかった。。
いや、これは僕個人の思いですので、誤解なきように・・・


これらの統計は、家畜のえさなどの非食用が含まれており、
日本人の65kgのうち、約10kgは非食用です。

だから、食用は55kgなので、全日本人の平均でいうと、
1人1日水産物を150g食べている計算になります。


150gというと、魚の切り身2切れ分。
蒲鉾や寒天などの海草他、すべての水産物での話ですから
決っして多くはないですよね!


欧米人では、水産物がおいしいからというよりは、健康的だから
という理由で消費が伸びています。

そんな世界の流れに逆行して、健康を害している日本人。

残念なことです!

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2005/10/29 (Sat) | Trackback() | Comment(0) | 食品の迷信
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